フジテレビ シグナル 長期未解決事件捜査班

シグナル 長期未解決事件捜査班は、フジテレビで毎週火曜日21時から放送中の刑事ドラマです。
シグナル

キャスト

三枝

三枝健人

主人公の一人、三枝を演じるのは、若手俳優の坂口健太郎さんです。
三枝は、小学生時代に誘拐現場に遭遇し、誘拐犯について供述をするのですが、警察は、それを信用せず、事件は、時効間際になってしまいます。
そんな、警察の対応に不信感がありながらも、事件を解決する意思を持ち、独学でプロファイリングを学び、警察官となり、未解決事件に挑む役柄です
今回は、複雑な心情を有する部分と、過去の大山刑事との秘密を持つという本来であれば、同僚と秘密を共有したほうがいいのですが、警察不信のため、協力関係が築けない、そして、過去の大山刑事だけが協力者という大変複雑な役どころとなっています。
大山

大山剛志

2000年に行方不明となってしまう刑事、大山を演じるのは、一癖も二癖もある俳優、北村一輝さんです。
未来にいる三枝との交流により事件を、そして、未来を変えるキーパーソンとなっています。
桜井

桜井美咲

過去の大山と現在の三枝の両方と深いかかわりのある、桜井役は、女優の吉瀬美智子さんです。
吉瀬さんは、フジテレビのドラマでは、たびたび登場しており、フジテレビとは縁が深いのかもしれません。
今回は、現在と過去を行ったり来たり場面展開するので、吉瀬さの髪型、衣装、メイクの違いなどのも見どころ。

中本

中本慎之助

できない上司なのですが、何やら訳ありのエリート中本を演じるのは、俳優の渡部篤郎さんです。
できない上司なのですが、部下であり、桜井の上司でもある刑事岩田一夫を演じる、俳優の甲本雅裕さんと裏でのやり取りがあり、謎が深まる部分です。

ストーリー

フジテレビ シグナル シーン1
ストーリーとしては、ひょんなことから過去と通信できる「トランシーバー」を手に入れた主人公の三枝が、過去で活躍する刑事大山と協力して未解決事件を解決してゆくという、SF刑事ドラマのような内容となっています。

1997年から2000年くらいまでの期間で、過去の大山刑事と交信可能となっており、現在では、23:23に決まって過去と通信ができるのですが、過去では、不特定時間での通信となっているようです。
大山刑事の謎の失踪、それを執念深く追う、元恋人(?)桜井刑事、そして、過去の大山刑事について調べるが何も話さない主人公三枝、大山刑事失踪に何らかの関係がありそうな、元上司、岩本と中本、この軸が中心になりながら、未解決事件を2話程度で解決していきます。

全体としては、シリアスな内容が多く、過去の大山刑事の行動により未来が変わるなど状況が刻々と変わっていく部分が見どころです。

感想

フジテレビ シグナル シーン2

謎のトランシーバーでの過去とのやりとりにおり未来が変わっていく、そして、徐々に三枝と大山との間で生まれる信頼関係など、面白い部分が多いドラマだと思います。
だだ、全体のストーリー進行は、ちょっと遅めで、伏線として散りばめられている謎がなかなか明らかにされない部分については、ちょっともどかしいというか、なんというかという部分です。
フジテレビのCRISISも思いテーマでしたが、展開については、軽快でした。
今回は、あくの強い昔気質の刑事、山田勉(木村祐一)と鑑識として地道なキャリアを積んだ、小島信也(池田鉄洋)の2人がコミカルというか、息抜き的な役割を演じていますが、このあたりは、いぶし銀な感じがいいです。

まだ、放送中ですので、これからの展開が気になるドラマです。