TBS IQ246〜華麗なる事件簿〜

IQ246〜華麗なる事件簿〜は、TBSで毎週日曜日21:00から放送中の推理ドラマです。
IQ246

登場人物

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法門寺 沙羅駆
主人公の法門寺 沙羅駆を演じるのは俳優の織田裕二さんです。
織田さんは、フジテレビの「踊る大捜査線」のイメージがどうしても着いてしまっており、実際にフジテレビ制作の映画「アマルフィ女神の報酬」でも、青島刑事がちらちらしていた人もいたはずです。
今回は、代々IQ246の頭脳をもつ貴族の末裔を演じており、直ぐに何でも分かってしまい、暇を持て余す役を演じてます。
クセのある役回りのため、意識的に喋り方にクセをもたせている様です。

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和藤 奏子
和藤 奏子は、警視庁から法門寺のお目付けを言い渡された女性刑事です。
朝ドラで評判の土屋太鳳さんが演じており、一本気だがドジな役を好演しています。

 

 

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賢正
執事の賢正は、すっかりと人気俳優になったディーン・フジオカさんです。
我儘な法門寺の良き執事であり、メガネを取った際に見せるアクションも見ものです。

 

 

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森本 朋美
森本 朋美は、女優の中谷美紀さんが演じています。
役どころとしては、ちょっと変わった優秀な監察医の様です。
死体の解釈が法門寺と同じだったことから勝手に好意を寄せている役ですが、今後の法門寺との関係がどの様になっていくのかが楽しみです。

ストーリー

ストーリーとしては、1話完結の推理ドラマです。
謎の人物「13」(通称「M」)なる人物からメールが犯罪者に届き、完全犯罪を目論見ます。
たまたま、その事件に関係していた法門寺が謎を解くと言うのがストーリーとしての骨子です。

このストーリー内に謎の犯罪指南役と言うべき「M」と社会から秘匿される法門寺家の関係、和藤と法門寺、森本と法門寺、賢正と法門寺とのそれぞれの関係がどの様に変化していくのか?
今後の展開が本当に楽しみです。

感想

主人公の法門寺沙羅駆は、どうしても「名探偵シャーロックホームズ」を想像させてしまいます。
相手の持ち物、しぐさなどを観察して人物像を言い当てると言う部分や、変人として描かれている点などもそうです。
第2話にて、法門寺は、「事件の解決が目的」と言っており、純粋に事件の謎解きが法門寺の目的であることが分かります。
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また、事件現場の刑事として、インテリを隠さない山田 次郎刑事と叩き上げの女性刑事、今市 種子が登場します。
それぞれ、バレーダンサーの宮尾俊太郎さん、元宝塚の真飛聖さんが演じていますが、法門寺を際立たせるために現場では道化役とも言える役なのですが、その後の捜査を報告したりする場面を見ると優秀な刑事だと分かります。
殺人事件と言う陰惨な場面ではありますが、このコンビの「英語話すな!」などの掛け合いは、その様なイメージを払拭して、クセの強い法門寺の登場を助けていると思います。

今後も色々な事件を解決していくと思いますが、どうしても織田祐二さんのフジテレビでのイメージを今回打破できるのかも楽しみの一つです。